侍魂の金視点

令和に生きる武人(もののふ)のつぶやき

覚悟を決めてどんより記事を書く侍

今年の2月、死別して丸四年を迎えた
四年前にこの左腕の中で前妻を看取ったわけですが

 

それからは長いこと悲しみの渦中にいたし、狂ったかと思う程泣いた日もあった

そんな中この心に勇気や希望を灯してくれた大きな要素の一つに同じ経験をした人の存在や言動、経験談があった

 

なので今後誰かの力となる可能性があると信じて侍魂の経験した感情のあれこれを記していく

 

 

葬儀の事はあまり記憶に無い


人の死が訪れると、その日から数日後にお通夜や葬儀が執り行われる事が大多数です
私の前妻も例外ではなかった

しかしまだ私は現実を受け止めきれない状態でもあったので、毅然とした立ち振舞いを意識しつつもどこか上の空で
その日の記憶はあんまり無いってのが正直なところです

 

私の場合は火葬を終え、帰宅してからが本当の悲しみの日々の始まりだったなあ

 

 

あの日から苦手になった香り

 

今でも苦手な匂いがある
それは百合の花とドライアイス

全国からお悔やみのお花を頂いたが、そのほとんどに立派な百合が拵えてあった
その強き香は今も死の香として認識し、心が波立ってしまう

ドライアイスも同様、遺体の損傷を防ぐために火葬までの間はドライアイスで冷却する
遺体と家で過ごした数日間、その香は脳に記憶された
今でもやはり心が波立つ

 

あまり聞きたくない音

 

有難いことに私は健康優良児で病院に世話になることは無いのですが

それでも稀に入院病棟に行く機会もある

 

そこで鳴るナースコールやブザー音

この音はダメですね

ハッとなります

 

『大丈夫』と言うのに慎重になった

 

闘病の果てに日に日に衰弱していく姿

みんな応援してくれていた

しかし精神も極限に近かった私は、周りが励ましてくれる『大丈夫』を上手く受け取れなかった

 

これのどこが大丈夫なんじゃい!

 

励ましの言葉も、時としてナイフとなる

違うか、侍らしくナイフではなく脇差しとなる

私は病を治せたわけではないので、大丈夫という言葉を使うのに非常に慎重になりました

 

総括

 

これが全てではないけど、数多の感情を味わい向き合ってきた

人生に於いて経験する嫌なこと、嬉しいこと

これらは全て人の為に反映させる事ができる

 

自分が経験した嫌なことは人には味わわせまい

嬉しかったことは進んで人の為に行おう

 

これが数多の感情を味わう理由

そして経験を学びに変えるということだ

 

この経験談ってのはいずれ必ず誰かの心を励ましお役に立つものと信じて

それが今回こんなどんより記事をしたためた理由です

 

どんな想いを抱えて生きても、何も間違いではない

君の世界は君が回すのだから

 


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紫陽花が咲き始めました

君の世界は今日も回り続けている